第5回保護者会

去る2月29日、第5回保護者会を開催しました。

今回は同じ建物内に子ども達の活動場を準備でき、
15名もの保護者の方々に参加していただきました。
子ども達と一緒に過ごしてくださったボランティアのサンフラワーエイトのみなさん、
かなプロのみなさん、本当にありがとうございました。
また、コロナウィルスの感染拡大防止へのご協力も誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

保護者会では、まず、にこま〜るの活動についてお話をさせていただきました。
私たちの活動の終着点は、障害があってもなくても誰もが自分らしく暮らせる地域であること。
そこを目指して、「地域を奏でる人になる」を合言葉に、自分たち(子ども&スタッフ)の変化から地域づくりを行おうとしていること、様々な活動はこの理念の下で構成していること、などをお伝えしました。
自分たちの活動の軸を改めて言葉にさせていただけたのは、目の前の現場を作ることに精力を注いでいるスタッフにとってもいい時間でした。

続いて、登米市障害者計画策定にあたって2017年度に行われた登米市障害者福祉アンケートの結果をご紹介しました。
例えば、障害があることで差別やいやな思いをしたことがある人は35%いました。
また、市に求めることとしては、「一時的な見守りや介助」15%、「教育機会の拡充」12%、「職場の障害理解」14%、 「地域社会と関わる新たな環境づくり」12%「通勤手段の確保」12% などがありました。
一方で、外出の目的に趣味やスポーツ、グループ活動とした人は5%しかおらず、この分野での社会参加が進んでいないことがわかります。
これらは2019年2月の保護者会でいただいた声とほぼ同じでしたので、奏海の杜はそちらへ進むことに決めました。
一年かけて徐々に準備をすすめ、新拠点の場所に素敵なご縁をいただけて交渉が進み始め、活動内容も随分固まってきました。
そこで、現時点での状況と、これからの取り組みについてお伝えしました。

ご参加いただいた方々からは、子どもの成長を感じているエピソードや、生活習慣の困りごと、新拠点への質問など、たくさん声を寄せていただきました。積極的なご参加、本当にありがとうございました。
全ての疑問に応えられなかったかもしれませんが、日々、送迎などで会うスタッフになんでもお伝えくだされば、と思います。
つくづく、奏海の杜は関わる方々に育ててもらっています。これからもなにとぞよろしくお願いします。(京)

 

 

 

 

 

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