子ども達に背中を見せよう

思い起こせば一年前。その頃から片鱗はあったのでした。

育てる喜びを子ども達と感じたい。
彼らの笑顔を思い描いて、猫の額の地面に土を入れて、
近所のホームセンターで買い集め、みんなで植えた、夏野菜の苗。

 

 

 

 

 

それらが盗まれるという事態!
丁寧に掘り起こされていました。
「大きくなったね」「夏休みはバーベキューだ!」みなで楽しみにしていたのに。
そんな私達の思いを踏みにじられた悔しさと、なによりその行為が残念で、
「警告」抗議を張り紙して、設置しました、防犯カメラ。

 

 

 

 

 

ピンクの発泡スチロールで(笑)

でも、その効果があったのか、みなの思いが届いたのか、
昨年の盗難被害は、ナス(とトマト?)の苗たちだけでした。

そして、今年。
ずっと野生の王国(!)だった前庭を、
地元の造園屋さんに丁寧に作っていただきました。
真っさらな石の間に約30種類の異なる植栽。
「多様を多様と感じないようなごちゃ混ぜを楽しもう」
というにこま〜るの感覚を、具現化してもらった渾身の前庭です。

「石投げちゃうんじゃない?」「乗っかってコケないかしら」
ちょっぴり心配するスタッフをよそに、
子ども達はいい具合に共存していました。つくづく、案ずるより産むが易し!

でも楽しいお盆休み明け。事件は起こっていました。

 

 

 

 

桜の木の陰にあったヤツデの苗が、

 

 

 

 

 

ない!!!
防草シートをめくってすっぽりと抜かれ、石で覆われていました。
何事もなかったかのように・・・。
とても丁寧に連れて行かれたので、
次のところでも元気に生きているだろうと思えることが、
せめてもの救い・・・なのか?うーん、悶々する!

そして、当局の指導があり、とうとう防犯カメラを設置しました。
ピンクの発泡スチロールも好きでしたが、今度は最新型のものを。

 

 

 

 

 

色々な角度から24時間監視しています。
犯人を捕まえるためではなく、残念な行為をしてもらわないために。

ここは、地域の未来を支える子ども達が育つ場。
私たちスタッフも、改めて、子ども達が見ていることを気にしていきます。(京)

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